扁平足

  • 歩きづらいと感じる時が最近ある。
  • 長時間の歩行で疲れる。
  • 外反母趾になっている。
  • かかとに痛みがあり歩きづらい。
  • 足裏に痛みがある。

扁平足とは?

扁平足は足のアーチ(土踏まず)が低くなり、足裏全体が床に接する状態を向きます。

通常、足のアーチは足裏の内側に存在し、これによって体重を均等に分散させ、ただし、扁平足ではこのアーチが低くなり、足裏が平らに広がります。

 

症状

扁平足の症状は個人差があり、また症状の程度やタイプによっても異なります。一般的な扁平足の症状には以下のようなものが含まれます。

外反母趾

扁平足の進行に伴い、足のアーチが低くなり、足のバランスが不安定になることがあります。

これが外反母趾の発症につながることがあります。外反母趾は、足の親指の付け根が外側に向かって変形し、足の形状が変わる状態です。

外反母趾は主に女性に見られ、特に高いヒールの靴を長時間履くことが多い人によく発生します。

この状態は進行すると、痛みや不快感を引き起こす可能性が高く、また足のアーチの変化によって、膝や腰にも負担がかかり、それに伴う痛みが現れることがあります。

したがって、扁平足や外反母趾の症状には注意が必要で、早めに適切な対策を取ることが大切です。

適切な靴選びや足のストレッチ、必要に応じて専門家の診断と治療を受けることが、症状の進行を遅らせるのに役立ちます。

どちらの状態も個人差があるため、専門家との相談が非常に重要です。

 

足底筋膜炎

扁平足になると、通常の足のアーチが失われ、足裏が平らになります。

この状態では、通常の足のアーチが提供する足裏のクッションとしての機能が不足し、歩行時の衝撃吸収が減少します。

その結果、足裏やかかとに過度の負担がかかり、これが炎症や痛みを引き起こすことがあります。

足底筋膜は、足裏の中央に位置し、足のアーチをサポートし、足裏を保護する重要な組織です。

扁平足の場合、足底筋膜に異常な負荷がかかることがあり、これが足底筋膜炎として知られる炎症の原因となります。

足底筋膜炎は、通常、かかとの痛みを引き起こし、特に歩行や長時間の立ち仕事などの活動後に痛みが増加することがよくあります。

足の疲労感や不快感が生じ、痛みが悪化することもあります。扁平足に関連する痛みや不快感がある場合、早期の対処や適切な治療が重要です。

運動療法や靴の選択、カスタムオーソティクス(足底挿入物)の使用など、専門家のアドバイスを受けながら適切な対策を検討することが大切です。

当院での扁平足の治療法

扁平足の主な原因は、体重増加と骨格の歪みです。

体重が増えることで、足への負担が増大し、通常の足のアーチが崩れ、扁平足になるリスクが高まります。

この状態では、足底筋膜に炎症が生じ、かかとやつま先に痛みが現れやすくなります。

また、骨格の歪みも扁平足の誘因とされています。特に、骨盤の歪みが体重のバランスや足への負担に悪影響を与え、足のアーチが崩れやすくなります。

当院では、患者の姿勢や歩行に関する歪みを詳細に評価し、扁平足の原因を特定します。

それから、個別の症状に合わせて治療プランを立案し、骨格の歪みを矯正して足のアーチを改善します。

私たちの目標は、患者が快適で健康的な日常生活を送るのをサポートすることです。

名古屋で扁平足の症状に悩む方々に、専門的なアプローチと治療を提供し、健康な足を取り戻すお手伝いをさせていただきます。