アキレス腱断裂
- バットで殴られたような痛みを感じた
- 破裂音がした
- 走っていた時に急にアキレス腱に激痛が走った
- つま先立ちができなくなった
- 痛くて歩けない
アキレス腱断裂とはどんな疾患?|名古屋市北区接骨院・整体院
アキレス腱断裂は、一般的には中高年に好発すると言われていますが、若い年齢層でも発生することがあります。10代でも発症し、競技レベルにかかわらず発生する可能性があります。
アキレス腱は、足首の後ろに位置し、ふくらはぎの筋肉から踵骨につながる強力な腱です。これは歩行や走行時に踵を上げる際に重要な役割を果たします。アキレス腱が断裂すると、足の動きに重要な安定性が失われ、歩行や運動に大きな影響を与えます。
一般的に、アキレス腱の断裂は急性の激しい痛みを伴いますが、驚くほど痛みが少ないこともあります。このため、断裂が見逃されることがあるので注意が必要です。
◎アキレス腱断裂の診断方法
トンプソンの挟圧検査は、アキレス腱断裂を評価するための一般的な臨床検査の1つです。この検査では、アキレス腱が正常に機能しているかどうかを確認します。
検査は、患者さんがうつ伏せに寝ている状態で行い、足首をリラックスさせます。医師は、患者のふくらはぎをつかんで圧迫し、アキレス腱に圧力をかけます。正常な場合、この動作により足首が伸展し、足の指が自然に下向きに動きます。もし足の指が動かない場合、アキレス腱の断裂が疑われます。この検査は、アキレス腱の機能を簡単に評価できるため、早期診断に有効です。
しかし、アキレス腱が断裂している場合、この動作によって足首を伸ばさせても、アキレス腱が引っ張られないため、かかとが外側に動かず、結果として足の指が下向きに動かない、またはほとんど動かないという特徴的な反応が見られます。この反応は、アキレス腱断裂の重要な診断所となります。
この検査は、アキレス腱の断裂を確認するために非常に有効ですが、通常は他の検査や画像診断(例、超音波検査やMRI)と併用して行われることが一般的です。
◎応急処置
アキレス腱断裂の応急処置はRICE療法を中心に行います。
1.安静(Rest)
裂けたアキレス腱を決して動かないように、安静にします。患部を動かすと損傷する可能性があるため、一旦動きを止めることが重要です。
2.アイシング(Ice)
患部に冷やしたタオルや氷を20分程度当てて、腫れや痛みを抑えます。氷を直接皮膚に襲うと凍傷になる恐れがあるため、タオルに包むなどして使用します。
3.圧迫(Compression)
弾性包帯などで患者部を軽く圧迫し、腫れを抑えます。
4.挙上(Elevation)
患部を心臓の高さよりも高くすることで、腫れや内出血を軽減します。ベッドに寝ている場合は、足をクッションなどで非常にお待ちかねの効果的です。
5.早朝の医療機関受診
可能であれば、すぐに医療機関で診断を受けることが重要です。断裂したアキレス腱は自然に治癒することが難しいため、適切な治療(手術や装具による固定)が必要です。
6.松葉杖などの使用
患者足に負担をかけないように、松葉杖などを使って移動します。
こうした迅速な対応を行い、最も早く医療機関で適切な治療を受けることが、回復を早めるために重要です。
アキレス腱断裂の治療法|名古屋市北区接骨院・整体院
アキレス腱断裂の治療は主に保存療法・手術療法の二手に分かれます。
1.保存療法
保存的療法は、手術を行わずにアキレス腱を自然に治癒させる方法です。以下の手順が一般的です。
- ギプスや装具での固定: 足首を伸ばして(頭を下げた状態)にしてギプスや装具で固定し、アキレス腱が再接合されるのを待ちます。 固定期間は約6〜8週間程度が標準です。
- リハビリテーション: 固定が外れた後、徐々に筋力を回復させるためのリハビリが行われます。リハビリにはストレッチや筋力トレーニングが含まれます。
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2.手術療法
手術療法は、断裂したアキレス腱を直接縫合して修復する方法です。主にスポーツ選手や若年層、初期に動きたい人に選ばれることが多いです。
アキレス腱断裂は、放置しても治らないことが多いです。 アキレス腱を痛めた、あるいはアキレス腱断裂の疑いがあると感じた場合は、早めに専門的な治療を受けることが重要です。名古屋市北区のめいほく接骨院にぜひご相談ください。